ここでは肺気腫を代表とする慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺線維症、特発性肺線維症(肺繊維症)、肺繊維症、特発性間質性肺炎、拡張型心筋症などに漢方が有効であることを実例をあげて書いています。「はいせんいしょう」には、肺線維症(こちらが本当の表記)と肺繊維症という二つの表記が見られますので、両方記載いたします。


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様々な病気と漢方


歩くと息切れがする?(肺気腫、COPD)

最近、ちょっと坂道を歩くと「息切れがする」、また階段を上るとちょっと休憩しないと歩けないくらいに息が切れるようになってきた、などという相談が多くあります。

年齢でいうと、60代以降が圧倒的に多いですね。
これは、肺気腫を代表とする慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼ばれる肺の病気のようです。
実際には診断を受けるほどではない程度の場合、病院にはいかれないのでそういう診断にはならないかもしれませんが・・・
私の経験からは、漢方薬をやりますと早い人で約1〜2ヶ月で呼吸が楽になり疲れにくくなるなります。

ちなみに慢性閉塞性肺疾患は大きく分けて、慢性炎症により気管支が狭くなった慢性気管支炎と、おもにタバコが原因と思われる「肺気腫」があり、多くは併発しているものを慢性閉塞性肺疾患と呼んでいます。肺気腫の場合は、肺の細胞が破壊されて呼吸がしにくくなってきます。ひどい場合は低酸素血症になる場合もあると聞いています。

一度死んでしまった肺の細胞を生き返らせることは不可能だと言われています。。
それでも、私は経験上、かなりの割合で驚くほど呼吸が楽になり、生活に支障がない程度まで回復した例を持っています。

慢性閉塞性肺疾患などを治療をしないで、この状態をほうっておきますと、場合によってはうっ血性心不全の諸症状が出てくるかもしれませんので、はやく楽にしておくことは決して無駄にはなりません。
もっともうっ血性心不全の場合、肺にうっ血して肺水腫となって呼吸困難や、浮腫を起こしたりして、漢方だけでは十分とは言えず、対応が難しくなってまいります。

軽度のうちでは、肺の細胞はほとんど問題なく、老化、体力不足などで呼吸がしっかり出来ない場合もあります。

ところで、よく「動悸、息切れ、気つけ」に○心や六神丸と昔から言われていますが、もっとよい漢方を私は見つけました。
非常に早い変化が見られますし、予防の働きを持つものがあります。(この部分はこれから長期間の観察が必要になりますが)
色々と本を調べたり、インターネットを調べましたが、私の使っているものは、どこにも書いてありませんでした。

さて、心臓に問題が生じると言いながら、最初に目に付くのは「呼吸が苦しい」「息切れ」という肺の症状ですね。
漢方では、「肺は相傳(そうふ)の官、治節出づ」(素問霊蘭秘典論)とあります。そして「心は君主の官」であります。相傳というのは、君主を補助するという意味です。
肺と心臓の機能は必ず相互に協調しあって、両方の正常な活動ができるということが古典の医学書にも載っております。
私はこの関係に気づいてから、肺気腫の改善率が飛躍的に向上しました。

階段を上がると、あるいは坂道を歩くと息が上がる、息切れがするというのは、呼吸困難の程度を示す5段階のうち軽度な症状ですが、この時点なら、漢方薬を続けておけば将来それほどひどい状態にはならないだろうと考えられます。
実例としては、たくさんありますが、かなりの割合で症状の軽減が見られます。(皆さんが良くなるわけではなかったので表現を変えました。2006年9月5日訂正分)

こういう症状でお悩みの方は、遠慮なくご相談ください。

当然のことですが、タバコは絶対厳禁ですので、守れない方はお断りいたします。

(注)この記事はミニコミ誌に、一般向けに書かれた内容ですので、慢性閉塞性肺疾患(COPD:慢性気管支炎と肺気腫。肺繊維症は含まない)、肺繊維症・肺線維症(特発性肺繊維症、特発性間質性肺炎含む)などについての、詳しい説明は省かれています。ここを訪れる方は、それなりにインターネットの検索の出来る人たちですので、勉強したい人は下記のリンクなどを参考にしてください。

COPDに関する情報サイト
http://www.gold-jac.jp/

独立行政法人 環境再生保全機構:COPDQ&A
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/copd/qa/index.html

ウィッキペディアによる間質性肺炎説明 こちらをクリック

ウィッキペディアによる特発性肺線維症説明 こちらをクリック

特発性(突発性)肺繊維症・肺線維症(特発性間質性肺炎)
難病情報センター
http://www.nanbyou.or.jp/entry/156


漢方処方としては、一般的には、慢性気管支炎に使う処方が使われているようなことを漢方の専門書に書かれています。痰が多く、しかも粘くて切れにくいときは「清肺湯」、痰が薄くて多い場合で喘鳴があるようなときは「小青龍湯」、薬局製剤にはないけれど「喘四君子湯」、エキス顆粒で合わせれば「六君子湯と苓甘姜味辛夏仁湯を合わす」、加齢現象とみて「八味地黄丸」などが選択されることが多いようです。

私の場合は偶然の発見だったのですが、全く上記の処方とは異なるものでした。
その経緯は、また違うところに書こうと思います。

2004年7月分
(2005年6月17日、一部文章を変更いたしました。)

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特発性肺線維症・肺繊維症(間質性肺炎)と漢方の実例

特発性肺線維症・肺繊維症(間質性肺炎)の実例がありましたので、ご本人に代わり、ご家族の方のご了承をいただき、書かせていただきます。

特発性肺線維症(間質性肺炎)というのは難病指定を受けているもので、その治療の難しさは想像がつくと思います。上のリンク先に詳しく書かれております。

昨年(2004年)10月上旬に、HPをご覧になった(その当時はまだこの肺のお話は書いておりませんでしたが・・・)ご家族の方が遠方より当薬局にご来局されました。
お話では、お父さんが特発性肺線維症・肺繊維症(間質性肺炎)でお困りということでした。
5〜6年前より、咳が出るなどの症状があったそうです。
ご相談時点では、息苦しさと、咳が激しい状態だったそうです。すべて「〜であったそうです」と書いているのは、私はご本人様にはお会いしたことが実はないからなのです。
ですから漢方薬服用後の経過は、メールのやり取りをここでは、コピーさせていただきます。
ある大学病院に入院中のお父さんの処方されていた薬は、下記の通りです。

1)、バイアスピリン1T
2)、ファスティック90 3T分3毎食前
3)、レニベース2,5mg 1T 朝食後
4)、メバロチン10mg 1T 朝食後
5)、ムコソルバン錠15mg 3T
   ムコダイン錠500mg  3T 分3毎食後
6)、デパス0,5mg
7)、プレドニン錠5mg 4T 朝食後(ステロイド内服錠)
8)、プルゼニド錠 2T(便秘薬)
9)、エパデールS600 3包分3毎食後
10)、ワーファリン1mg 2T 夕食後
11)、リン酸コデイン1% 6g
   メジコン散10% 0.9g 分3毎食後

以上が処方されておりました。
その中で、今回の病気のメインになるのは、プレドニン錠20mg(プレドニゾロン)とリン酸コデイン、メジコン、ムコダイン、ムコソルバン、ワーファリンなどになるでしょうか?
リン酸コデインなどの中枢性鎮咳薬(咳止め)の副作用でもっとも多いのは、「便秘」なので、便秘薬も処方されています。

ご相談を受けて、まず漢方薬が服用できるかどうかということで、まず7日間分をお持ち帰りいただきました。その時の返信のメールです。

漢方薬服用後7日のメール

先週の土曜日に肺繊維症の処方をしていただいた、Aです。
先日は、長い時間、相談に乗っていただきどうもありがとうございました。
父も「少しでも良くなる可能性があるなら何でもやる」といいながら、毎日欠かさず飲んでいるようです。便秘の方は、月曜日から服用し始めて、水曜日時点で排便がないので、本日より1.5包ずつに量を増やして飲んでいる様です。
咳の方は、嬉しい事に、昨日の夜には入院以来1ヶ月目にして初めて、夜に横に寝転がって眠れたようで本当に喜んでいた様です。母の話では、声にも張りが戻ってきて周りの方に気兼ねする程だと笑っておりました。
いいお薬を紹介して頂いたお陰です。本当にありがとうございました。

その後、1ヶ月分づつお送りしました。

11月上旬のメール

父の病状ですが、お陰様でこの前の月曜に退院し、今後は自宅で酸素療法を行うことになりました。最近は殆ど咳もせず夜もぐっすり眠れるようになりました。よく睡眠もとれるので、体力もだんだん戻ってきております。これからは酸素は手離せませんが、リハビリがてらに散歩に行ったり、上手に病気と付き合っていくようにしたいと考えております。
本当にありがとうございました。

12月上旬のメール

お世話になっております。Aです。

早速ですが、お薬が無くなってきましたので、また1ヶ月分お願いいたします。

父の状態ですが、お陰さまで快調です。
先日、診察へ行った時には咳止めの薬も処方されなかった様です。
リン酸コデインを飲まなくなったので、以前教えていただいた様に、お腹の調子を見ながら、調整して飲んでいます。

1月中旬のメール

便秘のお薬の配分もそのままでお願いいたします。
リン酸コデインを飲まなくなってから、下痢になれば次回からは配分を変えていただこうと思い、しばらく様子を見ていたのですが、特に下痢の症状も無く、その上、お正月に風邪を引いてしまい、その時から咳が少し出る様になってしまったので、リン酸コデインをまた飲み始めたようです。


肺気腫にしても、この肺繊維症にしましても、もっとも怖いのは風邪ですね。肺炎を非常に起こしやすいので、気をつけなければなりません。

2月下旬のメール

父の風邪も1ヶ月半が経ってやっと治った様です。最近は、散歩にも出掛ける様になり大分、体力も戻ってきたようです。

この時点で、HPに記事の掲載をお願いいたしました。

2月下旬のメール

> HPの記事で、今度、肺気腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と漢方を書こうと考えています。こちらの地元のミニコミ誌にはすでに昔に書いているのですが、HP上では、実例として特発性肺繊維症のAさんのお父さんの例を挙げさせていただきと考えております。

もちろん結構です。私共も、最初は健勝堂薬局様のHPの実例を見てお伺いしました。

大学病院でも治療法がわからない難病にかかって、どうすればいいかわからない状態でした。
橋爪さんに漢方を処方していただく迄は、毎日24時間咳が止まらず、日に日に弱っている状態でしたが、お陰様で今の状態まで回復し、完治しないまでも咳の苦しみからは解放されております。
同じ様に西洋医学では治療法がわからない難病で苦しんでおられる方々のいい事例になると思います。是非、載せてください。
処方薬も載せていただいて結構です。記憶があいまいなのですが、処方薬はA4のコピーをお渡ししたのではないでしょうか?
もし必要であれば自宅に取ってありますので、FAXまたはメールで送りますので、いつでもおっしゃってください。

以上のようにご快諾いただきましたので、経緯を書かせていただきました。今回は私の話はありません。服用方法などのご質問に対して返信しただけでしたので・・・。

むつかしいご病気ですので、今後においても楽観視は出来ませんが、在宅酸素療法であっても日常生活が自宅で出来るようになったのはまことに嬉しいご報告でした。
これからもお元気で過ごせますよう、祈念いたしております。

(注)特発性(あるいは突発性)肺繊維症・肺線維症は、また特発性間質性肺炎とも言われております。特発性とは、「原因が分からないが起こった」という意味です

2006年9月29日追加:胃食道逆流症(GERD)、逆流性食道炎による慢性咳嗽を併発している場合も多いようです。
お医者様から、胃酸分泌を抑制する薬(H2ブロッカーやプロトンポンプインヒビターの類)が出されている場合もあります。
関係ない薬と言って、飲まないでいるご相談者様もおられましたが、必要な薬だと思われます。

GERDは多くは胸焼け、胸痛などを感じるものですが、咳という症状だけを現すものも多いと聞きます。(10%〜35%)
確実な理由はまだわかっていませんが、逆流した胃酸のうちの微量が、誤嚥下されて気管支などに入り、直接刺激になっていると考えられるものと、食道下部の粘膜が胃酸で刺激を受け、迷走神経反射を介して気管支の攣縮が起こっているという説があります。


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肺繊維症・肺線維症と漢方の実例2

2005年の夏に肺線維症・肺繊維症の診断を受けた男性から、新年の挨拶とともに文書をいただきました。
掲載許可をいただいていながら、中々HPの更新ができなくて半年も経ってしまいました。

ここに転載させていただきます。(慣れないパソコンソフトで一生懸命書いていただいたものです。)
段落は、ちょっと変更させていただきましたが、内容自身はご相談者の書かれた物です。


7
月に肺繊維症を発症して早くも5ヶ月が経ちました。 先生とはHPで知りこの病気についてアドバイス等色々相談にも応じていただき本当に有難う御座いました。

先生の第一段階目の処方として○○と漢方
2処方を3から5ヶ月服用して見て第二段階を計画するとありました。

今その節目の時期にあたり発症前から欠かさず行っているウオーキング(約
30分片足に3キログラムずつの重りを付けて歩行)で体調の変化を申し述べたいと思います。当初先に述べたとおり猛烈な咳と痰に襲われ死ぬほどの苦しみを味わいました。このまま死ぬのではないか? 自宅酸素吸入療養か? 仕事は出来なくなるのではと心配しました。

2週で30分のコースに登りと下りがありますが最初の登りで数回の咳と痰は時間にしたら10分位でしょうか。2週目の登りでは発作は出ません。この感じは発症前の70パーセント位でしょうか。 

2日に1ヶ月振りのゴルフに行きましたが息苦しさも大分楽になりました。最近私が認識した事は発症前の肺は健常者の肺と同じ性能ではないという事です

10年も前から肺に影があると言うことはすでに繊維化しておったので肺活量にしても健常者の良くて8割せいぜい7割程度と考えるべきだという事です。こんな事は考えたくもありませんが。    
便通についてはいつからとはなしにすこぶる快調なのです。

本当にいつの間にかという感じで朝起きてトイレに入りますが便意に促されて出すのではなく便座に座ったらスルスルと出るのです。  この感じははるか昔少年時代に有ったような気がします。   

12月に60日ごとの検診で最初に血圧を見るのですがこの時上が107で下が68でした。

担当医が驚きの声でおおいいねえと言ってくれました。私は125以下になったことが無いので逆に低すぎないか?と心配しましたがドクターはこれぐらいが素晴らしいのだと言います。先生の記述の中に○○と漢方薬の服用で血の巡りが良くなり血圧が下がる効果も有る。のを思い出しました。 ボロボロの血管が少しは綺麗になったのかとうれしくなりました。   今日はこの辺で失礼します。 


メールにて、記事掲載の許可をお願いいたしました。


> お便りしましたがこの文章を先生のHPに載せたいとの事。同じ肺繊維症に
> 苦しんでおられる人の為に少しでもお役に立つので有れば乗せて下さい。


ご許可いただきまことにありがとうございます。
実際にはもう記事の更新はしばらく出来ていませんが、いつか追加記事が書けるように努力します。
色々なご病気の方の許可をいただいているのですが、まだほとんど手をつけられないでおります。


> どうぞ実名入りでもかまいません. しかし在宅酸素療法してらっしゃる人
> からみたら私の場合軽症で有るとすれば参考になるのでしょうか?。


書かせていただく場合は、すべて個人情報に当たる部分は、許可をいただいていても書くことは控えさせていただいております。

このご病気の方は、ほとんどの方が、ショッキングな言葉をかけられており、怒り(誰に対して?なぜ?わかりませんが・・・)や、失望に気持ちを落とし込んでいらっしゃいます。

そんな時、励みになるような言葉、文章を見られましたら、どれくらい前向きな気持ちに変える事ができるでしょう?
気持ちがまず大切だと思っております。

そのお力を、お客様から私は頂戴してるものと思っております。
まことにありがとうございます。


2006年6月24日書かせていただきました。

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間質性肺炎(肺線維症・肺繊維症)と漢方の実例3
 今回も間質性肺炎(肺線維症)のご相談をいただいた方からデータをいただきましたので、概略を書かせていただいて、そのメールの一部をHPに転載させていただきます。

2007年の5月にご相談がありました。

年齢は70歳代前半の方で、最初の相談カードには、間質性肺炎と診断されてまだ1ヶ月半ということと症状が書かれていました。
病院からは難病指定の申請をするように言われていた時点でした。

非常に勉強家の方のようで、ご自分のご病気につきましても、本やインターネット(このインターネットで当方ともご縁をいただくことになりました)等で勉強されました。
非常に難解な病気であることを知り、気落ちされている様子がメールからも感じることが出来ました。

病院からの処方は、慢性化しているのでステロイドは使用できないということで次のようなものでした。

1)、ムコダイン錠500mg 毎食後(去痰剤)
2)、ムコソルバン錠 毎食後(同じく去痰剤)
3)、テオドール錠(ミリ数記載なし) 朝食後と眠前
4)、スピリーバ吸入用カプセル 1日1回


70歳代(仮にCさんとします)ではございましたが、幸いにパソコンでメールが出来るという能力をお持ちでしたので、非常に助かりました。
最初はお電話でのご注文などでしたが、だんだんと慣れてこられたのか、メールでもいただけるようになりました。

漢方薬の服用開始は、ご相談後すぐからですので5月からです。
さて、メールを少し転載させていただきます。

ご住所、お名前、温泉の名称などの個人情報は全て除いた以外は、メールの文章そのままのコピーとさせていただきました。(●や■などの伏字は個人情報になりますので致し方ありません)




健勝堂薬局より:

非常に良い状態だと思います。
なかなかすぐに効果が感じられない人がおられますので、Cさんの場合は良い状況と思われます。
きっと■■温泉の湯治も良いのだろうと思われます。

漢方薬は同じ処方を漫然と続けることに不安感がどうしても出てくるのですが、継続していくことは大きな意味が出てくると思います。
頑張って欲しいと思います。



健勝堂薬局より:

病状は変化が見られないということですね。それはそれで良いことですね。
症状は以前より良いのであれば、改善していると思っても良いのですが、その部分は検査で引っかかってこないものとお考え下さい。(以下私の文章は省略いたします。)


この時点で、HPの記事にメールを転載させていただいてもよろしいでしょうかとお願いいたしました。
3月の検査数値は、5月から漢方薬を服用されていますので、それ以前の数値です。

健勝堂薬局より:

数値を書いていただいての、ご報告ありがとうございます。
初めて見たように記憶していますが、今年3月でのKL-6などの数値がかなり高くて驚きました。
正直かなり苦しい状態だったのではなかったでしょうか?
服用後のご報告の中で、咳などの症状がかなり緩和していると言うことでしたので、たとえレントゲンやCTなど検査では変化が見られていなくとも、血液検査では変化が見られると思っていました。




今後、維持になるのか、もっと良くなっていくのかそれは未定ですが、少なくとも進行が停止してしまうことを願っています。

メールのありがたさは、このようにデータをそのまま嘘をつかずに転載できるのがよいですね。世の中、食品会社の賞味期限改ざん、データの偽造などが多く暴かれていますので、あえてそのまま記事に載せることが出来るのはありがたいです。

2007年10月
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後の検査結果をいただきました。いつもと同様に、メールのままの掲載をご了承いただきましたので、ここに書いておきます。
句読点と、改行のみ私が読みやすいように触っております。文章はそのままCさんのものです。


今日25日(2008年1月25日)は病院の検査日でした、07年3月病気発覚時から07年8月再検査日のときは伝数値が半分になっていましたが今回大きくは下がっていませんでした。

SP−D 488.9   240.9   今回は209.0   正常値109.9
SP−A 192.0    80.0   今回は71.0
KL−6 2232    1227   今回は1166    正常値499

でした先生に今回はあまり下がっていませんね、と言いましたら、言っときますがこの病気は治るものでないので少しでも下がっていれば最高です、と言い、でももう少し下がれば良いのですがねと漢方や温泉を知っての発言だろうと思います。何か漢方や温泉に少しは期待しているようにも見えました、口には出しませんが、とに角悪くなっていないことは確かです。


これが、2008年1月25日のものです。


何時もお世話になっています、今日は病院日でした

      2007:03   2007:08  2007:12  2008:04
SP−D   488.9     240.9    209.0    208.6
SP−A   192.0      80.0     71.0     47.9
KL−6    2232     1227     1166    1018

この様に全部が下がっていますので一安心です、お蔭様と思い感謝しています、
今後とも宜しくお願いします、ご報告まで。 

これが、2008年4月の検査報告でした。
病院さんからは珍しく詳細な検査表をいただいているようです。
非常にありがたいご連絡です。



いつもお世話になっています、今回も漢方を注文いたしますので宜しくお願いします。

7月の検査結果が出ましたのでお知らせします、SPの所だけ前回より少しあがっていますが先生は多少の上下はある、それより後の2つが下がっているのが不思議だと今回も言われました。
前に温泉の話をして笑われましたので今回は何も言わずどうしてでしょうねと言っておきました。

検査日          SP-D      SP-A       KL-6   備考  
         正常値0.0〜109.9   正常値 0.0   正常値  499 以下   

2007/3/19         488.9         192          2232    
2007/8/10         240.9         80          1227    
2007/12/28        209          71          1166    
2008/4/25         208.6         47.9         1018    
2008/7/18         179.8          53.6          827    


引き続きCさんから、2008年7月のご報告をいただきました。
表示方法が、変わりましたが、メールでいただいた通りに、そのまま掲載させていただきました。


今日病院日でした、数値がまた良くなっていますのでお知らせします。

           検査日 SP-D      SP-A       KL-6   備考
           正常値0.0〜109.9   正常値 0.0   正常値  499 以下

2007/3/19      488.9           192            2232  
2007/8/10      240.9            80            1227  
2007/12/28     209             71            1166  
2008/4/25     208.6            47.9           1018  
2008/7/18      179.8            53.6            827  
2009/2/6       179.9           39.8            680  

さらに、2009年3月6日にメールをいただきまして、その後の数値をお知らせいただきました。
幸いに順調にうまくいっているようです。
許可をいただき、掲載させていただきました。
ありがとうございます。

さらに、2010年5月検査報告、KL-6は665となり安定しています。途中2回ほど数値が上がった期間がありますが、調子よく湯治も頑張っているようです。


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間質性肺炎と喘息の併発 実例4

 間質性肺炎(肺線維症)のご相談は、毎月数名ずつ増え続けていきましてかなりの人数となりましたが、喘息との併発例でも良い結果がでていますので、ご家族の方の了解を得まして実例を書かせていただきたいと思います。

70歳代の女性で、ご家族の方からご報告いただいています。
最初のご相談当時に使用されていた病院のお薬は以下のものです。

●アドエア500ディスクカス1日2回吸入(基本的にはこれのみが咳の薬)

●ご自分で購入していた健康食品
ラカンカエキス、ヒアルロンサン、コラーゲン、グルコサミン、ニンニク卵黄


最初のご相談内容は、以下のようなものでした。
2009年4月22日

6年前から痰がひどくでるようになり、病院で検査をしても異常なしでしたが その2年後、2005年に呼吸器科の専門医を見つけ そこで気管支喘息と診断されました。 9ヶ月通院してよくなりました。 
しかしその後 風邪をひくたびに痰が出始めたのですが 日中は、大丈夫だったのでそのまま
やりすごしていました。2008年9月ごろから咳がひどくて 病院に行くと百日咳で、あまりに数値が高く絶対安静と言われました。
 2、3ヶ月治療をしたのですが 良くなったと思ったらすぐ数値が上がりと、なかなか症状がよく
なりませんでした。 そんな状態のとき、KL-6の数値をみて 医師が間質性肺炎を疑い、○○病院で気管支鏡化肺生検をして 2009年1月に間質性肺炎の診断となりました。
医師の所見では、咳が持続する原因として間質性肺炎か または、気管支喘息による気道炎症がかんがえられるので経口ステロイドが必要と考えたが副作用を考慮して喘息の治療を行いましたとのことです。

母の症状ですが、日中は しゃべり始めるとオホンオホンという咳が出て 痰は常にのどにへばりついている感じだと本人は言ってます。 そして時折、テッシュにゴオーと音をだして吐き出しています。 夜中は、日によって違いますが 悪いときは、頭痛をともなうほどのはげしい痰が絡んだ咳をします。
朝はのどにへばりついた痰を出すため 20分ほど洗面台でうがいをしながら吐き出しています。 その後 切ったアロエをお湯に入れて飲んで それから1時間ぐらいかけて ゴオーとすごい音を出して痰を吐き出しています。 痰はやや粘りがあって色はなく泡状です。

健勝堂薬局:まず、この非常に多い痰、咳に対して体質を良くする漢方薬を考えてみてお出しいたしました。4月下旬からから2週間分の漢方薬開始。

ご連絡をいただきました。

健勝堂さんのお薬をのみはじめて約10日ほどたちますが 夜、咳がでなくなり だいぶ楽になったようです。 しかし 痰は、まだかなりでます。  
もう しばらく続けて痰が改善するかどうか様子を見たほうがよろしいでしょ
うか。 
5月某日メールいただきました。

健勝堂さんのお薬を服用して症状が、かなり改善して病院から出されるステロイド剤も少し弱いタイプの薬に変わったようです。  

健勝堂薬局:6月頃から、処方内容を変更して間質性肺炎に向けてのものといたしました。
そしてご報告をいただきました。
2009年7月9日
母の状態がだいぶ良くなってきました。 KL-6の数値が、895になりました。
4月の検査では、1,215でした。)  吸気量も増え、本人は、最近 深呼吸ができるようになったと喜んでます。 痰は、まだまだですが、咳は、かなり良くなりました。 しかし医者は、半信半疑のようで 不思議に感じてるようです。
私どもは、この漢方薬が母には、有効だと確信しております。 感謝です、橋爪様。
2009年8月19日
最近、母の調子があまりよくありません。痰がすごく出て 喉に絡み 夜、良
く眠れないようです。 食事も飲み込みにくく、むせたりします。 食事の量も
落ち、お粥など軟らかい物しか食べません。

健勝堂薬局:

この以前から多い痰について、食事、飲食の好みなどを考え、食事指導させていただきした。
そして1ヵ月後の9月には、お好きだったものを控えられて、痰はかなり減るようになり、その後、痰のお話は出てこなくなりました。
ご自分のお好きなものが、体質に影響を及ぼしていることに少なからずショックだった様子でした。
2009年12月22日

おかげ様で母の体調がとてもよいです。しかし、それでときどき調子に乗って働きすぎるみたいで疲れてしまうようです。  でも私たちにしては、いい兆候のように感じられ、この状態を維持したら 春ごろには、かなり良い状態になるのでは、ないかと思っています。


2010年4月27日

ここのところ 母の体調は、良いようです。 病院以外ほとんど外出しない母が、久々に友人の美容室に出かけて髪をセットしてもらい、おしゃべりを楽しんだようです。 それから2,3日間 すごく陽気でおしゃべりの母になっていました。 驚きでした。 おしゃれをしたり、友人との何気ない会話は、女の人にとって何よりの特効薬かもと思ってしまいました。 

2010年7月22日

うれしいご報告がございます。 最近、病院での検査の結果が出ましたが、驚ほど良くなっていました。
残念ながら今 手元に数値がないので詳しい事は、お伝えできないのですが レントゲンでも白いモヤみたいのが消えて肋骨がくっきりと見え、肺も薄く見えるようになっていたようです。 健勝堂薬局 橋爪様のおかげです。 ありがとうございます。


健勝堂薬局:
それは、良かったですね。
レントゲンでも改善されているのが分るようになっているのはよいことですね。
出来れば、KL-6などの検査数値がどれくらいになっているのか分ればありがたいです。
両方とも良いようであれば、私のHPにも掲載させていただきたいと思っておりま
す。(もちろん個人情報はHPにもありますように、一切載せる事はありません)
7月22日

KL-6の数値がわかりましたので、追加ご報告いたします。
2009/01/23   1305
2009/04/03   1215
2010/01/06   1126   (この時は、風邪をひいて体調はよくありません
でした。)

2010/07/07    782

この数値に担当医も首をかしげ不可解な顔をしていたようです。 漢方薬をまったく認めない方なので食事療法をしてると説明したそうです。 コレステロールの数値も下がっていたのでそれで少し納得されたようです。 
HPで記載して、漢方薬を試されたい方々のよい参考になるといいですね。
(メールの原文まま)

健勝堂薬局:

上記のKL-6値に、2009年7月9日メールのデータでKL-6が895になっています。それが抜けております。
途中、数値が上昇したりしていますが、現状レントゲン上、数値上でも改善傾向が見えており、何よりもお元気そうなのがとても嬉しい報告です。
2011年7月8日の検査報告がありました。

KL-6の数値は、381になりました。正常値です。」
「母のKL-6の数値は、7月8日の検査結果です。HPに載せてください。」
(メール原文まま)

HP掲載許可をいただきましたので、ここに記録として残しておきます。
KL-6は499以下が正常値となりますので、大変経過が良いことになります。
ありがとうございます。

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肺線維症・肺気腫の治療に影響を与えた、拡張型心筋症の治療について


私のところで、肺気腫(主としてタバコが原因の肺の細胞の破壊によるもの)の治療成績が飛躍的にアップしている理由があります。また上記の突発性肺繊維症などのご病気に対しても有効に働いた薬が何かわかって使用しています。

その大きなきっかけとなっているのは、過去2例の拡張型心筋症の方への漢方の応用にあります。
実は拡張型心筋症は、ホームページを見られてのご相談がもうお一人おられたのですが、10日分の使用ではよい反応が見られなかったようで、そのまま続けてご購入されることがなく、お付き合いが立ち消えになり実質お二人の経験です。

拡張型心筋症(あるいは違うタイプの心筋症でも)もっと経験を積み、その良くなる方法を高めたいと思うのですが、これだけは患者さん側からの連絡を待つより、今のところ方法がありません。

しかし、この肺気腫や突発性肺繊維症(肺繊維症)、拡張型心筋症(その他の肥大型心筋症などもおそらく楽になる)に、漢方が有効であるというのは、経験上かなりいけるという思いでいます。


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肺気腫と漢方の実例

★男性Aさん(75歳)の実例

70歳の時から呼吸困難が始まっています。最初、病院での診断は、肺結核の診断をされるが、治療途中から、訂正があり、肺気腫ということになりました。苦しんでからもう5〜6年経っているとのこと。
2箇所の病院からの治療薬は下記の通り。
@、テオドール100mg 2T 分2朝・夕
A、ムコソルバン錠3T
   ダーゼン3T      各分3毎食後
B、ホクナリンテープ2mg
C、ガスター20mg 1T夕食後
もう一つの病院も多少の違いがあるものの、基本的にはよく似たもので、ガスターを除き、慢性気管支炎によく使用される処方といえます。

現在の肺気腫の基本的な治療方として気管支拡張剤が使用されます。以下代表的なもの。

◎吸入薬として、抗コリン剤の吸入(最新薬は、長時間型のスピリーバというもので1日1回の吸入で済む)、β2刺激剤(メプチンエアー、サルタノールインヘラーなど)がよく使用されます。上の例では、ホクナリンテープがβ2刺激剤の貼付薬。
抗コリン薬の吸入はコントロールに良いのですが、前立腺肥大や緑内障などがあると使用できません。
◎内服として、テオフィリン製剤(テオドール、テオロングなど)
◎補助的に去痰剤(ムコソルバン、ムコダインなど)

このAさんの場合、抗コリン吸入薬使われていないのは、年齢的に前立腺肥大があってもおかしくないので使われていないことが考えられます。

さて、Aさんの話に戻ります。薬は最初は効果があったのだそうですが、次第に効果がでなくなってきました。
私の薬局を訪問されたときには、喘息患者さんが発作を起こして転がり込んできた!と思いました。
ヒューヒューゼハッ!ゼハッ!という喘鳴が息とともにします。話せない状態ですし、薬局のソファーにへたり込んでいますので、こちらからの質問で返事だけしてもらうと、どうやら気管支喘息ではなく、肺気腫という診断を受けているのが分かりました。
また座ってしばらくすると、ヒューヒューという喘鳴は話をするたびになるのですが、なんとか話が出来る状態になってきて、上記の情報を得ることが出来ました。

薬局に来るまで、何度も何度もへたり込みながらやってこられたこの男性に、一か月分の漢方薬をお出ししました。
それから、まだ一ヶ月も経たないある日、入ってこられた男性は帽子を取り、深々と頭を下げて『お礼を言いに来ました』とおっしゃいます。
間違いなくAさんでした。
驚くことに状態がまったく変わっています。もちろん顔かたちのことではありません。
話をしていても、もうヒューヒューゼーゼーという喘鳴はありません。
お話好きな方なのか、色々とおしゃべりされます。
今までは、家の中でいても、トイレに行くだけでヒューヒューと呼吸困難になりしんどかった。お風呂に入っても、背中にタオル回してこするなんてとても出来なったと言います。
それが、『今ではお風呂が一番の楽しみなんじゃ』と言って、大変喜んでいらっしゃいました。
もちろん背中は自分でタオルでごしごしと洗えます。

『一体、どうしてこういう薬を作られたのですか?』
『こんなに効く薬を持っていながら、なぜ大阪のこんな目立たない所で薬局をやっているのですか?』←余計なお節介!と心の中で突っ込んだのは言うまでもありません。

などなど、楽しくお話されます。
これ以上書きつづけるとピノッキオなら可愛いけれど(それでも嘘つきですね)、天狗には成りたくはないので、この辺で。
(ご本人が記事に書いてくれというので、書かせていただきました。)


★男性Bさん(60代後半)の実例

この方はご相談カードをみるともう17年くらいのお付き合いになる人ですね。ご紹介で他府県から来られた人です。
最初のご相談は「気管支喘息」でした。
病院で治療を受けておられましたが、点滴を受けると数日喘息が悪化するというのが特徴で、ご相談があった人です。この場合、点滴で水分を補給することが悪くさせている原因であることを説明しました。(水分を摂ると楽になる人と、水分が悪さをするタイプがあります。)
漢方薬はたまに変更する程度で、大体最初の処方で安定するようになりました。
それで、2年くらいで喘息の方は良くなり、しばらく連絡が途絶えます。

その後、色々と肺に関する病気は経験します。インターフェロン療法を受けて、間質性肺炎を疑う症状が現れましたが、このときも漢方薬が有効でした。(病院の薬と当然併用)

さて、しばらくなんの音沙汰もなかったのですが、1年半前より、痰が多く、呼吸がしにくいというご相談がありました。最初はまた気管支喘息かと思い、本人も希望しますので、はじめに使用した気管支喘息に使った処方をお送りいたしましたが、1ヶ月使っても効果が感じられないということです。

よくお話を聞くと、昔と違って「痰に粘りが強く量も多い」という。それにどうも「誤嚥下:ごえんげ」をしているようだと本人が言われます。
「誤嚥下」というのは、食事などのときに、食道を通って胃に行くべきところが、間違って肺の気道に物が入ってしまうことです。
水やお茶が気道に入った経験は皆さんもあるでしょう。大変苦しいものです。
これが原因となって、慢性気管支炎を起こしているようでした。
これも肺気腫の範疇に入ります。
このタイプには、オーソドックスに「清肺湯」という処方で改善しました。ただよくなってもすぐに悪くなるらしく、1年のうちに何回かお送りしています。

2005年 3月書きおろし

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肺気腫と漢方の実例

へんな書き方をしますが、予想外に効果的であった例が一つあります。

今流行の茸にアガリクスというものがあります。
肺気腫のご相談を私が直接受けたのではなく、ある人を介してご紹介のお客様です。
その紹介者さんは、アガリクスがお好きで、その患者さんにアガリクスを飲ませてくれという話なのです。

アガリクスなどの健康食品の場合、「効く」などの言葉は使ってはいけないので、言葉使いに大変気を使いますが、果たしてこの方に良いのかどうか分からないけれど、ご希望通りにいたしましょうということで、当方扱いのブラジル産アガリクス500gをお送りいたしました。
ちなみにこのアガリクス(ウチダ和漢薬扱い)の品質はかなり良いものと思いますよ

さて、最初1年くらいはそれほどの反応はお聞きできなかったのですが、最近ご注文あったときにお話を伺うと「去年の夏くらいから随分と楽になり、最近はアガリクスの量も減らして飲んでいます」との事。

どうやら徐々によくなり、最近の半年は非常に調子が良いということになります。
今で1年半の継続です。
肺気腫というのは性質上、だんだん悪くなる一方というのが普通ですから、徐々に良くなっているというのは、アガリクスに何らかの、そういう期待の出来る作用があるということになります。
今の所、私としては、どういう理由によるものかはっきりとしない一例ですが、効果は明らかに出ているものです。

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